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簡易水タンクはこんなときに役立つ
給水車から水を運びたいのに、バケツ等の容器が無い。そんな時は段ボールとゴミぶくろで簡易水タンクをつくることができます。この段ボール簡易水タンクは、リュックのように担ぐことができるため、重い水を運ぶときの疲労が軽減されます。水を注ぐときに便利なじゃ口機能つきです。
必要な材料・工具
- ・段ボール 1箱(厚みが5mm以上で、より丈夫なものが望ましいです。2Lペットボトル×6本入りがおすすめ)
- ・45Lゴミ袋ぶくろ 2枚
- ・輪ゴム 2個
- ・タオル(31cm×82xcm程度) 2枚
- ・粘着テープ(耐水性のもの)
- ・はさみ
- ・カッター
- ・ボールペンなど書けるもの
作り方
(1)段ボールの底面を粘着テープで留めます。
(2)のりしろの対角の一か所を写真のように切り取ります。
(3)②の切り口を粘着テープで補強します。
(4)段ボールのはばが広い面に、コの字形の切り込みを2か所いれます。裏面も同じように2か所切り込みを入れます。
(5)タオル2枚を写真のように縦に3等分し、合計6本にします。
(6) ⑤のうち、2本を結んだものを2本用意します(6本中4本使用)。結びかたは固結びです。(注意:背負いひもとなるので、ほどけないようにしっかりと固結びしてください。)
(7)結んだタオルをコの字形の穴に写真のように通します。
(8)残ったタオル2本を各々結び、輪っかにします。背負いひも部分になるので、体の大きさに合わせて長さを調整してください。
(9)ふくろを開いて2枚重ねます。
(10)2枚の角を重ねて巻き込むように1度結びます。できるだけ先たんで結ぶようにします。
(11)ふくろを段ボールに入れ、10の結び目を2でつくった穴に通して外に出します。
(12)2枚のふくろを箱にかぶせます。
(13)⑫に水を入れ、内側のふくろから順に結んでいきます。★ポイント:水の量は10kg以下(10リットル以下)を目安にしてください。
(14)⑪のふくろの結び目の根本を輪ゴムで結びます。
(15)⑭の輪ゴムの根元にもう一本の輪ゴムをかけ、一度ねじり、④で作ったコの字形の出っぱりに引っかけます。
(16)輪ゴムを切らないように気をつけながら、結び目より先たん川の位置をはさみで切り、結び目をほどきます。
完成!!
リュックのように担いで水を運べます。(必要に応じてタオルを結びなおし、担ぎやすいように長さを調整してください。)
じゃ口の使い方
水を出すとき
ゴムを全て外すと水が出ます。
水を止めるとき
1本の輪ゴムでぐるぐる巻いたら、もう1本の輪ゴムを根元に引っかけて、コの字形の出っぱりに引っかけます。
動画で見る作り方
簡易水タンクの作り方は動画でもご紹介しております。
サクラパックスYoutubeでぜひご覧ください。