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段ボールトイレはこんなときに役立つ
断水等で避難所のトイレが使用できなくなった場合、仮設トイレが避難所に届くまで3日程度かかる場合があります。トイレが使用できるようになるまでの間は、簡易的なトイレを作って使用しましょう。
感染症等を防ぐためにも、一人一台の使用をおすすめします。
特別な材料が無くても、段ボールが2枚あれば簡単に作成できます。
必要な材料・工具
・段ボール 2箱(同じ大きさのもの)
※箱を組み立てた時の大きさがそのままトイレの大きさになります
・70Lゴミぶくろ(不透明なもの)1枚
・新聞紙 見開き2枚程度(吸収剤として使用します。古紙でも代用できます)
・カッター
・粘着テープ
作り方(所要時間:15分)
(1)2つの箱の内、1箱の全てのフラップ(全8枚)を外側に折り曲げ、粘着テープでとめます。
※段ボールの「フタ」と「底」の切り込みが入った部分のことを「フラップ」といいます。
(2)幅が短い方の面の真ん中でカットします。下の段ボールまで切らないように注意してください。
(3)裏側も同じようにカットします。写真のような状態になります。
(4)③でできたパーツをそれぞれ真ん中で谷折りにします。補強材の完成です。
(5)もう1箱(以下「外箱」と呼びます)の底を粘着テープで閉じます。
(6)④のパーツ2つを外箱の中に入れ、粘着テープで固定します。
(7)外箱の短いフラップ1枚を中のパーツに合わせて折り込みます。
(8)外箱の長いフラップ2枚のそれぞれ真ん中で折り曲げ、折れ線をつくります。
(9)短いフラップ→長いフラップの順で閉じ、粘着テープで留めます。長いフラップは折れ線で折り曲げた状態で閉じてください。
(10)ゴミぶくろを被せ、中に新聞紙をちぎって入れます。
※ 不透明なふくろのご使用をおすすめします。
※ 吸収剤は、紙おむつやペット用トイレシート、猫砂なども活用できます。
完成!!
動画で見る作り方
段ボールトイレの作り方は動画でもご紹介しております。
ぜひご覧ください。