避難生活に役立つ便利アイテム 段ボールでまもろう

においも見た目もしっかり
サニタリーボックスの作り方

においも見た目もしっかり
サニタリーボックスの作り方

目次▼

    サニタリーボックスはこんなときに役立つ

    生活していく上で必ず発生するのが「ごみ」。中には人に見られたくないものや、水分を含むもの、においのあるものもあります。こうした時にフタ付きのパーソナルなゴミ箱として使える、サニタリーボックスの作り方を紹介します。中身が見えず、また床につかないようになっているので、共用部で捨てづらいものを一時的に処理することができます。燃えるごみとして箱ごと捨ててしまってもOKです。

    必要な材料・工具

    • ・段ボール 1箱(用意した箱がそのまま仕上がりのサイズになります。)
    • ・ゴミぶくろ(中にセットして使います。)
    • ・カッター
    • ・粘着テープ

    作り方(所要時間:約10分)

    (1)段ボール箱を平らにたたみ、底側のフラップすべてフタ側の長いフラップ1枚を切り落とします。※段ボールの「フタ」と「底」の切り込みが入った部分のことを「フラップ」といいます。

    (2)切り落としたフラップの長いもの2枚を粘着テープでつなぎ合わせて底の形に戻します。

    (3)底側の切り口の4辺すべての真ん中に、それぞれ2本ずつ切り込みを入れます。

    (4)短い辺に入れた切り込みを内側に折り込み、 ②を底側からはめ込みます。

    (5)長い辺に入れた切り込みを④の上に折り込み、対面の切り込みをまたぐように粘着テープで十字に固定します。

    (6)フタ側に残っている長いフラップに、①で切った長いフラップ1枚を粘着テープでつなぎ合わせます。

    (7)①で切った短いフラップをテープはば(5cm強)ほどの帯状に切り分け、⑥の先に中央ぞろえになるよう粘着テープで貼りつけます。★ポイント:⑥の先たんに対して垂直・下向きにあてる。

    (8)箱の前面に⑦のフタを重ねた状態で、辺の真ん中に2本の切り込みを入れ、折り上げます。

    (9)刃を出していないカッターを箱側にあて、 ⑧で折った付け根の位置に印を付けます。

    (10)一度フタ部分を開きます。箱についた切り込みをフタ側のふちまで延長します。切り込んだ部分を内側に軽く押し込み、⑨でつけた印で手前に谷折りします。

    (11)フタ側の短いフラップ2枚を、長さが半分ほどになるように切ります。

    (12)フタ側の四すみに短い切り込みを入れます。

    完成!!

    ⑫で入れた切り込みにゴミぶくろをセットしてお使いください。

    動画で見る作り方

    サニタリーボックスの作り方は動画でもご紹介しています。ぜひご覧ください。