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スマホライトブースはこんなときに役立つ
避難所の消灯時間は決して遅くありません。消灯後も、光を使用して手元を見たい、本を読んだりお勉強したりしたいと思った時は、自分用のブースを作ってみてください。スマホのライトで、周りに光をもらさず手元を照らします。
必要な材料・道具
- ・段ボール(床の上で使用する場合 3箱 / 机の上で使用する場合 2箱)
- ※自分の体の幅より大きい箱を使用してください
- ・ボールペンなど書けるもの
- ・カッター
- ・粘着テープ
- ・毛布
作り方
(1)段ボール1枚を赤線の位置でカットし、部材A・Bに分けます。
床で使用する場合は部材Aを2枚用意します。部材Bは1枚のみ使用します。
(2)もう1枚の段ボールを赤線の位置でカットし、部材C・Dに分けます。
底に粘着テープがついている場合ははがしてください。
各部材は最終的にこのように使用します。
(3)部材Aを広げて段ボールの表面を手前側にし、フラップの高さの中心に印をつけます。※段ボールの「フタ」と「底」の切り込みが入った部分のことを「フラップ」といいます。
(4)フラップの高さとだいたい同じ長さの位置に印をつけて、印どうしを線で結びます。
また、つけた印から垂直に線を引きます。
(5)④で引いた線を刃を出していないカッターでなぞって折り目を付けます。
(6)赤線の位置をカッターで切ります。
(7)部材Aの上に部材Cのフラップが交互になるように差し込みます。
床で使用する場合は部材Aの下にもう一枚の部材Aを差し込みます。
(8)粘着テープで写真の位置計2か所を留めます。
(9)内側にある部材Aのフラップに赤線の位置で切り込みを入れ、立ち上げます。
スマートフォンのライト用の穴になります。
(10)⑤で折り曲げ線を入れた2か所を90度起こし、粘着テープで固定します。
(11)部材Cの幅の短いフラップの片方を少し外側に折り曲げます。(通常とは逆に折り曲げます。)
(12)部材Cの上に部材Bを乗せて、フラップどうしをテープで固定します。
(13)反対側もテープで固定します。計4か所固定されました。
(14)飛び出ている角を部材Bに合わせて折り曲げ、粘着テープで固定します。
★ポイント 刃を出していないカッターでなぞって折り目を付けると曲げやすいです。
(15)表裏合わせて全4か所の角を⑭と同じように折り曲げて固定します。
(16)座高に合わせて形を調整します。
実際に使う机の上や、床の上に置いてみて座高の位置で高さを決め印を付けます。
(17)⑯でつけた印から下部分(赤線部)に切り込みを入れ、印(点線部)に沿って段ボールの表面を軽くカッターで切れ目を入れ、内側に折り込みます。
(18)部材Dを半分に切り分け、それぞれを半分に折り曲げます。
(19) ⑱を部材Aの角に当てて、粘着テープで固定します。
光もれを防ぐためと補強のためです。
完成!!
使い方
ライトをつけて、スマートフォンを設置します
【机の上で使う場合】
別マニュアル「あし付きテーブル」の上に置いてみました
【床の上で使う場合】
※部材Aを2枚使用(手順⑧)
毛布を被せて使用することでより光をシャットアウトすることができます
動画で見る作り方
スマホライトブースの作り方は動画でもご紹介しております。
ぜひご覧ください。