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簡易トイレはこんなときに役立つ
断水等で避難所のトイレが使用できなくなった場合、仮設トイレが避難所に届くまで3日程度かかる場合があります。トイレが使用できるようになるまでの間は、簡易的なトイレを作って使用しましょう。
感染症等を防ぐためにも、一人一台の使用をおすすめします。
必要な材料・道具
・段ボール 2箱
(全て同じ大きさのもの、2Lペットボトル6本入がちょうどいいです)
・空のペットボトル(キャップ付き)8本
・70Lゴミぶくろ(不透明なもの)1枚
・新聞紙 見開き2枚程度(吸収剤として使用します。古紙でも代用できます)
・カッター
・粘着テープ
・ボールペンなど書けるもの
作り方(所要時間:20分)
(1)段ボールの底を粘着テープで留め、上側のフラップの短い方2か所をカットします。
※段ボールの「フタ」と「底」の切り込みが入った部分のことを「フラップ」といいます。
(2)①で残ったフラップを閉じ、粘着テープで留めます。
★ポイント: テープをH貼り(図の貼り方)にすると強度が少し増します。
(3)2Lペットボトルの底を箱の四つ角にあて、ボールペンでしるし(イラスト赤線部)をつけます。
ペットボトルは箱に入っていた時と同じ向きで置きます。
(4)天面の幅と同じ長さのところで側面にしるしをつけます。
★ポイント: ペットボトルを利用して長さを測るとやりやすいです。
(5)ボールペンでつけたしるしに沿ってカッターで切ります。
(6)赤色の点線部を、刃を少しだけ出したカッターで軽くなぞり切り込みを入れます。
★ポイント: 段ボールの表面だけを切るイメージで。
(7)カットしたところを箱の内側へ押し込みます。
(8)キャップをつけたペットボトルを逆さまにして入れます。
(9)左右2本ずつ計4本入れ、倒れないように粘着テープで固定します。
(10)①~⑨をくり返し、もう1セット作成します。
(11) 2セットの切り口を向かい合わせにし、粘着テープで固定します。
(12)ゴミぶくろを被せ、中に新聞紙をちぎって入れます。
※不透明なふくろのご使用をおすすめします。
※吸収剤は、紙おむつやペット用トイレシート、猫砂なども活用できます。
完成!!
動画で見る作り方
簡易トイレの作り方は動画でもご紹介しております。
サクラパックスYoutubeでぜひご覧ください。