目次▼
睡眠ドームはこんなときに役立つ
夜になっても避難所の明かりは完全には消灯されません。明るい中では寝付けない…といった方は、この睡眠ドームを使用してみてください。箱をそのままかぶって寝るよりも、ゆったりとした空間を確保できます。
必要な材料・工具
- ・段ボール 1箱(下記の条件に当てはまるものを使用してください。)
- (1)底面を閉じて、箱の幅が長い面を正面にして上から被った時に、肩がすっぽり入る。
- (2)箱の底面に頭をつけた状態で、フタの折れ線が自分の首より下にある。
- (3)箱の幅が短い面を正面にして、箱の側面に顔(耳)をつけた時に反対の肩が箱の内側に収まっている。
- ・ボールペンなど書けるもの
- ・カッター
- ・粘着テープ
作り方
(1)箱を開き、裏面を上にして置きます。
(2)真ん中の折れ線でカットします。
(3)1枚を180度回転させ、短い面同士がとなり合わせになるようにして置きます。
(4)少し重なった状態で2枚をテープでつなぎ合わせます。このとき、写真の矢印のはばがドームの横はばになります。体の大きさに合わせて重ね具合を調節してください。
(5)写真のように箱を折り曲げ、テープで仮止めします。
(6)箱を写真のように起こし、一度入ってみます。寝返りなどをしてみて高さがちょうどいいか確認してください。
(7)高さを調節します。低くしたい寸法で左右のバランスを見て印をつけます。
(8)印のところで折り曲げ、カットします。
(9)再度組み立て直し、テープでしっかり固定します。
(10)箱を写真のように回転させて置き、番号順に点線部分を折り曲げます。
(11)段ボールが交わる部分に印をつけます。(計4か所)
(12) 印をつけたところから箱の角に向かってカッターで切り込みをいれます。段ボールの表面だけを切るようにしてください。 ★ポイント:別の段ボールのはしを定規代わりにするときれいな直線を書きやすいです。
(13)下の段ボールも同じように切り込みを入れます。
(14)もう片方の角も13,14と同じように切り込みを入れます。
(15)下の段ボールを上の段ボールの切り込みに合わせ、テープで固定します。
(16)もう一方も同じように固定します。
完成!!
アレンジ編
【もっと暗くしたいとき】
お昼などの明るい時間に使用する時は後部にある穴からも光が入るので、ふさいでしまいましょう。
余っている段ボールをカットし、貼り付ければOK!
【寝返りする時に肩が当たって気になる】
高さを低くしすぎた、小さめの箱しかなくて寝返りをしたときに肩が当たる…。
そんな時は段ボールを少しけずって避けましょう。
切り口にテープを貼っておくと体に触れても安心です。
動画で見る作り方
睡眠ドームの作り方は動画でもご紹介しております。
ぜひご覧ください。